さまざまな方々との出逢いで
物事を多面的に、柔軟に捉える、
貴重な経験をさせて頂いていると感じています。

事業団には12の施設がありますが、どんな施設で経験を積んできていますか？

重症心身障がい児（者）施設「沖縄療育園」
救護施設「いしみね救護園」
女性保護施設
介護老人福祉施設「具志川厚生園」
今回、救護施設「よみたん救護園」へ転勤になりました。

この仕事を続けてきてよかったと思うことは？

一番嬉しいのは、月並みですが、利用者さんあるいは入所者さんがその方らしい生活を送っている姿をみることができた時ですね。自立して地域で元気に過ごしている姿もそうですし、施設の中で体調を整え、やっと願い叶ってふるさと訪問が実現できた時の利用者さんの姿など、一人一人が望む生活のお手伝いができた時はこの仕事を続けてきてよかったなと感動しています。

事業団施設は、小児から障がい、女性、こども、高齢者の医療及び福祉と幅が広く、大変な事も多々ありますが、やりがいがありますし、さまざまな方々との出逢いで物事を多面的に、柔軟に捉える、貴重な経験をさせて頂いていると感じています。

ベテラン看護師としての苦労はありますか？

個人的には「ベテラン」に自覚はありません。転勤する都度に施設の利用者さんと利用者さんが抱える問題、課題や状況が異なるため、いつでも真っ新な1年生の気持ちでコツコツとトレーニングを続けている感じです。業務についても「大変だ」と思う事は
多いですが「苦労」と感じた事はありません。

但し、組織的に考えると事業団職員数700名余りおり職種も多く年代も異なるため、仕事に対する価値観や考え方、連携やコミュニケーションでの苦労はあるのかなと思います。

就活中の女性看護師さんへメッセージを！

現在の私たちには、医療、福祉、その他で幅広く多岐にわたり活躍できる場所がたくさんあります。個々のライフスタイルに合わせ目標を定めて職場選択を行い社会に貢献し看護職の地位向上を図りながら健康で楽しい人生を送りましょう。

～福祉施設における看護師業務について～

　当法人では沖縄療育園のほかに、いしみね救護園、よみたん救護園、あけぼの学園・漲水学園（兼務）、北嶺学園、都屋の里、具志川厚生園、名護厚生園、宮古厚生園、八重山厚生園、婦人保護施設と、５分野１２施設全てにおいて看護師が活躍しています。
　その中には、看護師１人体制や２人体制の施設もあり、福祉施設における看護業務では多職種協働が重要です。