介護員

沖縄療育園・介護課長 前田厚子(多分野経験者・キャリアアップ)

利用者から「ありがとう」と感謝されることや、
想像以上のことを利用者ができた時など、
喜びをもらい、感動し、学ぶことができました。

事業団には12施設ありますが、どのような施設で経験を積んできたのですか?

平成8年採用され、離島の宮古厚生園から始まり、そこで4年経験し、よみたん救護園に8年、それから現在の沖縄療育園へ異動して2年目(事業団に就職して10年目)に介護主任、そして昨年度から介護課長となり事業団での勤務20年を迎えました。

他分野を経験できることについて、どのように思いますか?

3施設を経験し、事業の違いで、利用者の特性が変わるので、いろんな人と出会いました。始めは宮古島の方言がわからず困ったこと、救護園では統合失調症の方から、悩みや相談、意見の違いで大きな声で罵倒されることもありました。

療育園では訴えることのできない利用者との関わり…。

それぞれの施設の目的や専門は違っても、「人との関わりは同じなのだな。」と感じています。介護には人間のいろんな面が詰まっている。喜怒哀楽があり、利用者だけではなく、家族、多職種との関わり、同僚との関係、すべて人とのコミュニケーションから成り立っている。毎日忙しく、同じように業務を繰り返しているように思える時もあると思いますが、毎日違う発見がある。そこに気づくと介護は楽しい。利用者から「ありがとう」と感謝されることや、想像以上のことを利用者ができた時など、喜びをもらい、感動し、学ぶことができました。

介護課長に就くことで、自分の変化や成長を感じることはありますか?

主任の時、中核職員研修を経験しました。主任の時は、現場をどう動かしていくかだけを考えていましたが、研修後は社会情勢など、いろんな事が関わって成り立っていることを、身近に感じるようになりました。そして、「伝えるためにはどうしたらいいのか?」を意識するようになりました。思ったことをすぐに口にせず、「気づき」ができる職員に育てるためにどうするのか?「気づいてもらうために何をしようかな?」といろんな角度から考えることが増えました。

そして、カッと怒らなくなったこと、忍耐が付いたのか?(笑)

「ありえないことが起こる」と思って対処できるようになったところは成長したと思います。
全ては人がやる事、いろんな事が起こります。「だから人間は楽しい!」とまでの境地には至りませんが、自分のできることから頑張ろうと思います。

~キャリアップと管理職の男女比率~
当法人は、6分野13施設の福祉サービスを沖縄本島・宮古・八重山の沖縄全域で展開しているので、さまざまな分野を経験することができます。
また、介護員から介護課長や管理課長へのキャリアアップする道も拓かれています。
管理職の男女比は7:3となっています。

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